Nihon-go-jiji blog

日本の時事を紹介します

大寒の日にすること

今年は1月 20日が大寒(だいかん)でした。

1月5日ごろの小寒立春の中間で、一年で一番寒い日と言われています。

日本では、寒中見舞い(かんちゅうーみまい)という手紙を親しい人に送ったりします。

夏の暑中見舞い(しょちゅうーみまい)と同様、相手の健康を気遣う習慣です。

 

大寒の日には、ほかにもいろいろなことをします。

たとえば、日本酒や醤油、味噌等の仕込み(しこみ)です。

仕込みとは、酒や味噌等の原料を大きな桶(おけ)に入れて、発酵するように調整することです。

大寒の日の朝に汲(く)んだ水のことを寒の水(かんのみず)と言って、この水はきれいで一年間腐らないと言われています。

この水を使って、いろいろなものを作り始めます。

 

 

そして、食べ物だけじゃなくて、人もきれいになります。

神社には「大寒(だいかんーみそぎ)」という行事があります。

きれいな水を使って「身(み)を清(きよ)める」という行為は、日本の宗教「神道(しんとう)」でよく行われます。

 

武道を学ぶ人たちが行う「寒稽古(かんげいこ)」も冬の風物詩ですね。

 

でも、見てるだけで寒くなります。