Nihon-go-jiji blog

日本の時事を紹介します

2月の行事

 2月にも様々な行事があります。

今回は2月の行事を紹介します。

 

節分(せつぶん)

もともと節分は季節の始まり、つまり立春立夏立秋立冬それぞれの前日のことを表していました。

しかし、現在は主に立春の前日のことだと認識されています。

この節分の日には「豆(まめ)まき」をします。

豆まき」とは、邪気(または邪鬼)を追い払うための儀式です。

昔の人は 季節が変わるときに邪気が生まれると信じていました。

その邪気や悪い鬼に煎(い)った大豆をぶつけて追い払うのがこの儀式です。

まくときは「鬼は外、福は内」と言うのがお決まりです。

 

 また、大阪では「恵方巻き(えほう-まき)」という巻き寿司を食べます。

食べるときは、恵方その年の縁起がいい方角)を向いて黙って食べきることが決まりになっています。

近年ではコンビニでの販売などの影響もあり、大阪以外でもこの習慣が広まっています。

 

建国記念の日

2月11日は日本の祝日、「建国記念の日(けんこくきねん-の-ひ)」です。

日本最古の歴史書『日本書紀』によると、この日に初代天皇である神武天皇が即位したそうです。

ここで注意してほしいのは「建国記念日」ではなく「建国記念の日」だということです。

建国記念日」だと「この日に建国したことを記念する日」という意味になります。

ただ、日本にはこの神武天皇即位を建国記念日とすることに反対する人々もいます。

特に日本共産党など左派系はその傾向があります。

そこで当時の自民党政府は「建国を記念する日」という意味にもなる「建国記念の日」という名称で2月11日を祝日としました。

最近ではこの日に今の憲法を改めるか、そのまま改めないかという憲法論議活動がよく行われています。

 

バレンタインデー

日本では1970年代に定着した文化ですが、日本では主に女性が好きな男性にチョコレートを贈る日愛の告白をする日として認識されています。 

また、好きな人以外には形式だけの「義理チョコ」と呼ばれるチョコを渡すこともあります。

 

 ・東京マラソン

2007年から行われている東京マラソンは、年を追うごとに参加者が増え、今では30万人以上にまでなりました。

レースとして参加する選手もいますが、それ以上にマラソンを楽しみながら走る参加者が多いのも特徴です。

中にはコスプレをして走る人もいたり。